新型アウトランダー搭載のMITSUBISHI CONNECTについて

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新機能

2021年12月発売の、新型アウトランダーに三菱では初めて搭載される、コネクテッド機能”三菱コネクト”についてまとめたいと思います。とっても先進的な便利機能で、5年間無料とした三菱は素晴らしい!と思います。5年経過後も是非続けたいサービスです。

カタログだけではやや情報が物足りなく感じましたので、公式サイトやよくあるお問い合わせ、提携サービスの情報を読み解いた内容をまとめます。

三菱自動車 MITSUBISHI CONNECT のページ

概要

MITSUBISHI CONNECTは、車に通信機能を持たせ、お手持ちのスマートホンのアプリを経由し、車の状況を把握したり、一部の操作を行うことが出来ます。
MITSUBISHI CONNECTの場合、搭載車はNTT docomoの4G回線を利用して通信を行います。docomoのエリア内では、日本中どこにいても、車とどんなに離れていても使えます。アプリを利用するスマートホンはdocomoである必要はなく、お使いの物でOKです。また、ドライバーがスマートホンを必ず持つ必要もありません。

旧型アウトランダーPHEVなどに搭載されていた通信機能は車から出たWi-Fiの電波の範囲内でしか操作できませんでしたから、大きく異なる点の一つです。

MITSUBISHI CONNECT便利機能としては大まかに以下のものがあり、他メーカーと比較しても十分満足できる内容です。

・空調操作などの快適機能
・タイマー充電や充電完了お知らせなどの充電管理機能
・ボタン一つでオペレーターにつながる、SOSコールなどの安心機能
・車のライト点灯状態や駐車位置を教えてくれるコネクト機能

快適機能

◆リモートエアコン

スマートホンから、離れた愛車の空調を操作できます。暑い夏、寒い冬でも、事前に空調を動かしておけば、乗った瞬間から快適空間です。

スマホアプリから、すぐに空調を起動させたり、タイマーをセットして、空調を動かすことが出来ます。エンジンはかからず、駆動用バッテリーにより空調が作動します。

新型アウトランダーは、ヒートポンプ式エアコンが装着され(Mグレードはオプション)、エンジンを始動せずに冷房・暖房を使うことが出来るため、エンジン音や排気ガスが気になる場所でも使用することが出来ます。

車から空調から出る凝縮水が排出されることが懸念されるため、その点は注意が必要になります。

充電管理機能

夜間、電気料金が安い電気プランなどで、安くなる時間帯に充電したい場合などに、タイマーをセットして充電を開始する などの、充電を管理する機能が備えられています。充電管理を行うことで、電気代などのランニングコストの節約も可能になります。

タイマー充電機能

夜間時間帯など、電気料金が安い時間帯のみ充電を行う、日中の太陽光発電システムが稼働しやすい時間帯に充電するなど、タイマーによる充電制御が行えます。車には充電プラグを差し込んで置くだけで、操作はスマートホン経由で家の中や外出先から簡単に行えます。

今すぐ充電機能

タイマー充電をセットしていた場合でも、プラグが差し込んであれば今すぐ充電を開始することができます。
お出かけ前に使う分だけ少しだけ充電しておくという使い方が出来ます。

プラグ差し忘れ通知機能

自宅や会社など、いつも充電する場所を設定し、駐車後に充電プラグが差し込まれていない場合に通知を受け取ることが出来ます。うっかり充電忘れを防ぐことが出来ます。

充電完了通知機能

お買い物時など、公共施設などで充電を行っている場合、充電完了したら速やかに車を移動させたいですよね。
充電完了通知をスマートホンに受けることが出来るため、充電時間中はお買い物などを楽しみ、充電完了時は速やかに車を移動させることが出来ます。

安心機能

SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付)

事故・体調不良など、万が一の場合にエアバッグが作動したり、ルームランプ横にある「SOSコール」ボタンを押すと(株)日本緊急通報サービスが提供しているヘルプネットサービスのオペレーションセンターに繋がり、24時間・365日、救助を求めたりすることが出来ます。車両位置情報なども通知されるため、緊急車両の出動先などが速やかに確認できるようになっています。

D-Call Net対応

車両事故で、エアバッグが展開された場合、事故時の衝突方向や速度、衝撃度、シートベルトの着用の有無などの車両データが、ただちにD-Call Netサーバーに送られ、乗員の死亡重症度などを自動的に推定し、必要に応じて速やかにドクターヘリの出動要請が行われる先進事故通報システムです。

情報は全国のドクターヘリ基地を持つ病院や、消防本部に提供され、事故後の通常フローである「119番通報→救急車救急隊到着→ドクターヘリ要請」という流れと比較し、治療開始までの時間が17分間短縮できるというデータもあり、一刻を争う状況の多い救急救命では、とても大きな時間短縮が可能なサービスとなっています。

D-Call Netの詳細は認定NPO法人 救急ヘリ病院ネットワークのWebからご確認いただけます。

セキュリティアラーム通知

ドアロック中の不正開錠(こじ開け)が行われた場合に、すぐにスマートホンに通知が届きます。

ドライブ見守り通知

家族や社員など、対象者の運転をサポートする見守り機能。運転時間やエリア、スピードを設定し、設定を超えた運転があった場合にスマートホンに通知が届きます。

賛否がありそうな機能ですが、オーナーの安心にはつながる機能だと思います。

つながる機能

どこからでも車の状態を簡単に把握することが出来ます。

マイカーステータスチェック

ドアの締め忘れ、ライトの消し忘れがないか、など車から離れた場所でも確認することができる安心機能です。出先や、タワーパーキング等をご使用の場合には特に便利に感じるのではないでしょうか。

カーファインダー機能(駐車位置確認)

駐車位置をアプリで確認できます。
広いしょっっピングモールの駐車場など、映画を見た後などは私もまれに駐車位置を忘れてしまうことがあるのですが、アプリで駐車位置を簡単に確認できるため、安心です。

スマートスピーカーリンク機能

Amazonアレクサや、GoogleアシスタントにMITSUBISHI CONNECTアカウントをリンクさせることで、スマートスピーカーから一部の機能を操作することが可能です。

5年間の無料期間

これまで説明してきた先進機能は、MITSUBISHI CONNECTを利用する車両の”初年度登録日から5年後の登録日の前日”までは無料で使うことが出来ます。一般ユーザーの場合は、2回目の車検までとなります。

6年目以降は、¥7920円(1年・税込み)の費用が発生し、登録したクレジットカードへ請求が発生します。

中古車購入の場合

中古車を購入した場合も、新車と同様に、その車の初年度登録から、5年間は無料で使用することが出来ます。ただし、三菱ディーラーでの申し込みが必要になります。
初年度登録日は車検証にて確認できます。

5年間の無料期間終了後、継続しない場合

5年間の無料期間終了後、有料プランに加入せずに継続しない場合は、車の通信機能が作動しなくなるため、SOSコールやスマートホンとの連携サービスが利用できなくなります。SOSコールだけでも、万が一の利用価値があると思うので、有料プランはぜひ継続したいものです。

充電タイマー機能や、タイマーエアコンは、スマートホンからだけでなくナビからも設定が可能です。(有料プランに加入しなくても使えます)

有料オプション機能

5年間の無料期間・その後の有料プランにかかわらず、年間5,500円のオプション料金を支払うことで、スマートホン連携ナビの自動マップアップデートが利用できます。
新しい道路が出来た場合など、道なき道を進むナビを見たことはありませんか?
オプションに加入することで、ディーラーに行ったりPCを使った地図更新を行うことなく地図が年3回程度自動で更新されます。通常のナビの地図更新も1~2万円程度の費用がかかるので、ナビをよく使う方にはお勧めできます。

スマートホンの登録台数

車1台につき、MITSUBISHI CONNECT のアカウントは1つです。

上限なく複数のスマートホンに同一のMITSUBISHI CONNECTのアカウントを設定することは可能なので、ご家族のスマートホンなどみなさんでお使いいただけます。

車両情報や一部操作が可能になるため、MITSUBISHI CONNECTのアカウント管理は厳重に行う必要があると言えます。

スマートホンの紛失時はディーラーにて情報の削除が可能です。

スマートホンをお持ちでない場合

スマートホンとの連携が魅力と感じるこのMITSUBISHI CONNECTですが、スマートホンをお持ちでない場合でも、SOSコールを使うことが出来ます。

きたさん
きたさん

長い記事になってしまいました。最後まで読んでいただきありがとうございます。

新型アウトランダーでは、便利・安心のために、是非使ってみたい機能ですね!

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