このページではアウトランダーPHEV(GN0W 2021~) の車検時の排気ガス検査などを想定した、診断機不要のエンジン強制駆動モード(メンテナンスモード、整備モード、排ガスモード)への切り替え方を紹介します。
モード切替方法
1.ブレーキを踏まずにパワースイッチ1回押し、電源モードをONにします。
2.30秒以内に以下の手順を完了させます。
・アクセルペダルを全開⇔全閉に2回踏み込む
・ブレーキペダルを踏みながら、シフトを P→N にし、ブレーキペダルを離す。
・アクセルペダルを全開⇔全閉に2回踏み込む
・ブレーキペダルを踏みながら、シフトを N→P にし、ブレーキペダルを離す。
・アクセルペダルを全開⇔全閉に2回踏み込む
3.メーター上に「SAVE」表示がされていることを確認後、ブレーキペダルを踏みながらパワースイッチの電源モードをON【Ready】にして、エンジン強制駆動モードを開始する。
4.終了時は、パワースイッチを通常通りOFFにする。
注意事項
上記一連の操作にミスがあった場合は、パワースイッチを一度OFFにした後、再度最初から実施しなおします。
車検時の排気ガス検査は、触媒活性化の為、エンジン完全暖気状態で行う事が理想です。
参考情報
エンジン強制駆動モードでは、レーシングも可能です。
近接排気音検査などでレーシングを行う場合は、駆動用バッテリー残量が84%以下、駆動用バッテリー温度0℃以上であることが必要です。
バッテリーをある程度消費させる、気温が低い場合はチャージモードや充電により温度を上昇させることで対応できます。
駆動用バッテリー残量、駆動用バッテリー温度は、故障診断機などで見ることが出来ます。

コメント