2021年12月発売の 新型アウトランダーPHEV(5LA-GN0W)のドライブレコーダー、ETCなどの後付け電装品用の電源取り出し方法についてまとめます。アウトランダーのアクセサリーは、オートACCとなっており、従来の車とは作動条件が異なるため、注意が必要です。
方法1 アクセサリーソケット(シガーソケット)からの取り出し
一番簡単な方法としては、定番のシガーソケットからの取り出しとなります。
インパネに装備されているソケットから電源が取り出せます。
車内に1か所のみとなります。
容量は以下の通り。
12V、10A、120W
方法2 USBソケットからの取り出し
スマホやゲーム機器の充電には、USBソケットからの電源取り出しが簡単です。
インパネ、センターコンソール後ろ側にもあり、後部座席からも容易に使うことが出来ます。
容量は以下の通り。
USBタイプA:5V、2.4A、12W
USBタイプC:5V、3A、15W
方法3 ヒューズボックスからの電源取り出し
常時電源を考えた場合の一番簡単な方法は、ヒューズボックスからの電源取り出しです。
ヒューズボックスは、グローブボックスを開けたところ、カバーを外すと見えます。
アウトランダーのヒューズサイズは、従来の「ミニ平型」よりもさらに幅が狭くなった「マイクロ2」サイズが採用されています。
マイクロ2サイズのヒューズは、三菱ではeKクロスなどから採用が始まりましたが、まだカー用品店でも電源取り出しヒューズは見かけません。ネット通販からは購入できますので、参考にしてください。
ヒューズボックスのカバーが近いため、購入の際は寸法をよくご確認ください。
通電状況の確認(常時電源、オートACC連動など)には、検電テスターが便利です。
常時電源の取り出し
ヒューズボックスの一番左の列、下から2番目の10Aヒューズ
カバー裏の記載は「(BAT)ELEC PARTS」 から、常時電源(バッテリー)が取り出せます。
ACC(アクセサリー)電源取り出し
ヒューズボックスの一番右列、上から4番目の20Aヒューズ
カバー裏の記載は「POWER SOCKET」から、ACC連動電源が取り出せます。
方法4 電源変換ハーネスを使う
アウトランダー純正のディーラーオプションの電装品関連、ドライブレコーダーの取り付けなどには、「電源変換ハーネス」を使うことが取り付け要領で指定されています。
電源変換ハーネスは、ヒューズボックス裏に接続する分岐コネクターのようなものです。
純正のオプション品を取り付けされた場合、すでに接続されている可能性があるので、注文書などで確認してみると良いです。複数の電装品接続可とのことです。(別途配線加工などは必要)
電源変換ハーネス部品番号:MZ590974
三菱自動車販売店または以下から注文できます。
Yahoo!ショッピング 電源変換ハーネス MZ590974
お気に入りの電装品の取り付けや、今では必須のドライブレコーダーの取り付け時の参考になりましたら幸いです。
電装品の取り付けには必ずヒューズを取り付け、配線の取り回しにはショートや部品での挟み込みに注意してください。
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マルチアラウンドモニターの映像を映像入力のあるルームミラーに表示させる方法ご存じでしたら教えて下さい。