新型アウトランダーPHEV(2022年モデル以降、GN0W)のPグレード、Gグレードには標準で20インチのタイヤ&ホイールがセットされています。
20インチは見た目や走行安定性に優れますが、Mグレードと同じ18インチにインチダウンすることでさらに乗り心地を良くすることができます。そのほかにもメリット・デメリットがありますのでご紹介します。参考になれば幸いです。
インチダウンのメリット
まず、大前提としてスピードメーター等基本性能へ影響があるため、タイヤの外径を大きく変えることはできません。ホイールをインチダウンすることで、その分タイヤの厚みをあげて外径を同等にします。
タイヤの厚みが出ることで、タイヤがよくたわむようになり、タイヤ自体での衝撃吸収能力が向上し、特に細かい振動を拾いにくくなるため乗り心地が向上します。
また、比重の重たい金属部品であるホイールの重さが減ります。バネ下部品であるホイールの軽量化は、こちらも乗り心地の向上につながるとともに、燃費の向上にもつながります。新しくホイールを選択する場合は”軽さ”にも着目してみると良いかもしれません。
縁石に幅寄せする際など、タイヤの厚みがあるため、20インチと比べホイールに深いガリ傷を入れる可能性が少なくなります。
タイヤ交換時の費用が安く済む。
タイヤが摩耗したり劣化したりした場合、タイヤを交換するときが来ると思います。
タイヤ自体の価格のほかに、工賃なども安く済むことが想定できます。
オフロード径のゴツいタイヤを選択しやすくなる。
タイヤのボリュームが増えることで、オフロードに強いパターンのタイヤを選択することもできます。
キャンプや釣りなどが趣味の方にはこういったタイヤもオススメできます。
インチダウンのデメリット
インチダウンのデメリットは、タイヤが分厚くなることでやはり見た目が悪いと感じる人がいることでしょう。
見た目を良くするために、インチアップする人は多数いますが、その逆を行うことになります。
また、インチダウンによりタイヤがたわみやすくなることで乗り心地はよくなりますが、反対にコーナリング性能などはタイヤがたわむ分、限界性能は落ちることになるでしょう。かなりハンドリングの良い車なので、ハイスピードでのワインディングやサーキット走行を楽しみたい人にはインチダウンは向かないかもしれません。
インチダウンの注意点
アウトランダーは18インチのホイールは装着可能です。ただし、ホイール形状によってはブレーキ部品と干渉する恐れがあるため、特にリムが深い形状のホイールは注意が必要です。新品ホイールを購入する場合は、アウトランダー(型式GN0W)に対応しているか、店舗に確認すると良いでしょう。
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アウトランダーのタイヤは18インチでも大径で重量もとても重いため、納車時や点検の際にディーラーなどにお願いしてみると良いかもしれません。
シュナイダー スタッグ + ダンロップ ビューロ VE304 235/60R18
長く使えるシンプルなデザインのホイールに、高い静粛性、快適性、最高レベルのウエット性能を備えたダンロップ ビューロ タイヤのセットです。
MLJ エクストリームJ フラットBK + ダンロップ オールシーズン MAXX AS1 235/60R18
力強いデザインのホイールに、一年を通して軽い積雪にも対応できるオールシーズンタイヤがセットになっています。オールシーズンタイヤはここ数年で良く目にするようになりました。太平洋側など、積雪が稀な地域では特におすすめできます。
WEDS レオニス GX + ブリヂストン レグノ GRV2 235/60R18
インチダウンしてもおしゃれなホイールを履きたい方に。先進的なデザインで存在感十分。ブリジストンの最高級タイヤ レグノとのセットです。
コメント
いつも拝見させて戴いております。ありがとうございます。
スタッドレスタイヤ+ホイールは一苦労でした。
とにかく、18インチホイールにすると、ブレーキキャリパーと特にホイールバランスのウェイトの干渉も考えなくてはならず、何度か張り直しをしました。
確かに、18インチの方が乗り心地はかなりよくなります。ハンドリング、応答はあまり変わらないと思いました。
それと、純正のエコピアよりBSのスタッドレスタイヤの方が断然静かでした。
コメントありがとうございます!
そうですね、18インチですとキャリパーとのクリアランスが狭く、デザインによってはウェイト貼り付け位置の調整も必要かと思います。
しかし乗り心地や静音性など向上したとのこと情報ありがとうございます!
18インチのスタッドレスにした理由は、コストや乗り心地からではありませんでした。
シーズンはじめであれば、ある程度20インチのスタッドレスタイヤも入手しやすいのだと思いますが、アウトランダーの納車が1月下旬であったため、既に20インチタイヤのスタッドレスは、ほぼ入手困難な状態だとわかり、18インチとしました。
つまり、イーズン中に20インチのスタッドレスタイヤがパンクやバースト等のトラブルで、新たに1本購入することは難しいのではないか、と考え18インチとしました。
(サマータイヤはそのようなことはないのだと思います。)
返信したはずが、できていませんでした。返信ありがとうございます!
この冬はアルミホイール不足の件もあり、20インチよりは量産されている18インチの方が良かったと思います。
しかし、どちらのサイズも量販店にはまだ在庫として置かれていることは少ない気がしますね。