アウトランダーPHEV 12V補機バッテリーを安く交換

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アウトランダーPHEV(GG*W)

(GG*W) 2013~2021年

ここでは、2013~2021年に販売されていた、初代アウトランダーPHEV(GG2W、GG3W)の12V補機バッテリーを安く、半額以下で交換する方法を紹介します。

GG系アウトランダーPHEVの12V補機バッテリーはとても高いです。専用品となっており、純正品をディーラーで交換すると6万円近い見積もりを渡され、びっくりする方が多いと思います。

他のガソリン車とは違い、バッテリーが劣化してきてもギリギリまでReady起動できてしまうため、バッテリーの劣化度合がわかりにくい点も、高いコストをかけて12V補機バッテリーを交換する必要性を感じないところだと思います。

バッテリー交換目安

12V補機バッテリーは、PHEVとはいえ乗り方で寿命が大きく異なります。
12V補機バッテリーが上がってしまったり(充電不足)、劣化してしまうと、駆動バッテリーが満充電でもアウトランダーPHEVをReady状態にすることはできません。

日常的に乗られている場合は4~6年、週末のみや近所のチョイノリが多い方は3~5年くらいがバッテリー交換の目安になると思います。

ディーラーなどでも補機バッテリーテストを実施してくれますので、交換時期が気になる場合はテストを依頼しても良いと思います。

アウトランダーは特殊専用バッテリーが必要

アウトランダーPHEVは、車室内に補機バッテリーが設置されています。場所は、荷台カーゴボックス下です。

バッテリーは充電中など使用中に引火性の水素ガスが発生するため、車室内などの換気の悪い場所へ設置する場合は、バッテリーからガス抜き用のホースが車室外に向けて設置されています。アウトランダーPHEVもこの方式が採用されています。トヨタのハイブリッド車などもこの方式が採用されている車が多いです。

そのため、必ずガス抜きホース接続に対応した、ハイブリッド車対応バッテリーに交換する必要があります。

余談ですが、重量配分重視の車、三菱だとランサーエボリューションXなども車室内にバッテリーが設置され、同様にガス抜きホースが設定されています。

対応バッテリー サイズ・要件

GG系アウトランダーPHEVに対応する12V補機バッテリーのサイズ(規格)は

S46B24L(S) です。

要件としては

・性能ランクは 純正46 または それ以上
・ケースサイズは B24
・端子向き L
・室内置き(ガス抜きホース)に対応
端子はD端子(太い)

純正では、GS YUASA製のバッテリーが搭載されています。
通常のB24Lだと、細いタイプのB端子が採用されるはずですが、アウトランダーPHEVは太いタイプが採用されていますので、注意が必要です。

社外品 補機バッテリーの紹介

純正バッテリーはとても高価で、消耗品ですので安く抑えたい人も多いと思います。
アウトランダーPHEVは、カー用品店などでもバッテリーの適合は無いと言われてしまうことも多いようです。

端子の太さのみスペーサーにて対応することで、ここで紹介する社外品のハイブリッド車用バッテリーはアウトランダーPHEVに搭載可能です。

社外品の為、ディーラー、カー用品店、整備工場などへのバッテリー持ち込み交換に関しては、事前に問い合わせることをお勧めします。

バッテリー交換はDIYでも可能ですが、アウトランダーPHEVの場合、カーゴルームのボックスの取り外し作業などが発生します。

Panasonic CAOS ハイブリッド車用 N-S55B24L/HV

PanasonicのCAOSハイブリッド車用 N-S55B24Lが適合します。純正の”46”より性能ランクの高い”55″となっており、大容量の余裕からオーディオのにこだわりのある方にもおすすめできます。

ガス抜きホースの接続はもちろん対応し、VRLA方式で室内置きに適した構造となっているため、安心して使用できます。

バッテリー端子が細いタイプになるため、太い端子に変換するスペーサーを同時に使用することで、アウトランダーPHEV(GG*W)に装着することが出来ます。以下のスペーサがお勧めです。

GS YUASA S46B24L ECO.R HV

国内バッテリー最大手のGSユアサのハイブリッド車用バッテリーです。
純正と同じ性能ランク46のバッテリーで、コストを抑えたバッテリー交換が可能になります。

ガス抜きホース接続に対応、VRLA方式で室内置きに適した構造となっているため、安心して使用できます。

バッテリー端子が細いタイプになるため、太い端子に変換するスペーサーを同時に使用することで、アウトランダーPHEV(GG*W)に装着することが出来ます。以下のスペーサがお勧めです。

補機バッテリーが上がってしまった場合

アウトランダーPHEVの補機バッテリーが上がってReadyにならない場合には、ジャンプスタートにて始動を行うことが出来ます。

援助する車両(救援者)は、通常のガソリン or ディーゼル車で行ってください。

アウトランダーPHEVのブースターケーブル(+)は、カーゴボックス下にある12V補機バッテリーではなく、ボンネットフードを開け、エンジンルーム内にあるメインヒューズボックスのさらに中にある救援用端子に接続します。

詳細は、三菱自動車公式Youtubeにて解説がありますので、参照してみてください。

 

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