三菱 eKクロスEV と 日産 サクラ の装備違い まとめ

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eKクロスEV

2022年6月16日に発売と発表のあった 三菱 eKクロスEV 。

補助金も最大55万円出て、実質100万円台で購入できる身近なEVとして注目を集めています。

同時発表で、姉妹車ともいえる車に「日産 サクラ」があります。同じ岡山県にある三菱自動車 水島製作所で生産されます。

サクラもeKシリーズと姉妹車の日産デイズがベースとなっていますが、サクラは外観や内装を大きく変えてきました。最近の三菱らしさがにじむ、日常に溶け込みタフさと安心感のあるeKクロスEV、それから近未来的なテイストの少し目立つサクラ。デザインは大きく差がついています。

そんな2車種のぱっと見ではわからない、内外装の見栄えではわからない、装備機能などの違いをカタログを比較しながら分かりやすくまとめてみます。カタログの比較にはかなりの時間を費やしましたので、車種検討の参考になれば幸いです。もちろん当サイトはeKクロスEVを推しますよ!

三菱 eKクロスEV と 日産 サクラ ともに一般販売は2グレードとなっています。上位グレード、標準グレードともに定価はほぼ同じですが、外観ではわからない装備仕様にも違いがあります。

なお、発売までの予約受注では、eKクロスEVは上位グレードであるPが57%、標準グレードのGが43%と上位グレードの方が若干人気のようです。

企業向け廉価モデルも存在するようですが、一般販売はないとのことで、ここでは考慮しません。

詳細やセットオプションの内容などは、カタログや公式Webサイトでご確認ください。

eKクロスEVの主要装備はこちら(公式Webへ)

日産サクラの主要装備はこちら(公式Webへ)

全グレード共有(eKクロスEV と サクラ 比較)

eKクロスEV日産 サクラ
200V 普通充電ケーブル(7.5m)付属
(レスオプションあり)
オプション扱い
(55,000円)
CONNECTサービス5年間無料有料
デジタルルームミラーオプション設定あり設定なし
助手席シートアンダートレイ標準装備ディーラーオプション

・eKクロスEVは、200V 充電ケーブル付属(200V 7.5m)
不要な場合は、レスオプションあり(19,800円減額)。
日産サクラは、メーカーオプション(200V 7.5m) or ディーラーオプション(200V 15m、200V 3m、100V 7.5m)。ただし、200V用長さ違いや100Vケーブルが用意されているメリットあり。日産オプション品のeKクロスEVとの互換性不明(一般的には規格品なので、従来のi-MiEV⇔リーフのように互換性有と考える)。

・eKクロスEVは、MITSUBISHI CONNECT  5年間無料(アウトランダーPHEV同様)
6年目以降7,920円/年 で 実質 39,600円相当が無料!
日産サクラは、NISSAN CONNECT申込時から年会費(7,920円/年)が必要。ただし、サクラはdocomo in car Connect(車内WiFiサービス)に対応している。

・eKクロスEVはデジタルルームミラーのオプション設定あり
後部座席乗車時や荷物積載時に有効、またナビ非装着でもアラウンドビューモニター映像を映すことが出来る。

・eKクロスEVは助手席シートアンダートレイ標準装備
収納の少ない軽自動車には便利な装備です。洗車清掃用品、靴、車検証なども収納できます。

上位グレードで比較(eKクロスEV P と サクラ G)

eKクロスEV
Pグレード
日産サクラ
Gグレード
アダプティブLEDヘッドライト設定なし標準装備
標準アルミホイール15インチ14インチ
本革ステアリング標準装備メーカーセットオプション
バニティーミラー運転席/助手席運転席のみ
○○パイロット(運転支援機能)マイパイロット オプションプロパイロット 標準装備
アラウンドビューモニターオプション標準装備
寒冷地装備
リヤヒーターダクト
ヒーター付きドアミラー
ヒーター付きシート(助手席)
標準装備メーカーセットオプション

eKクロスEVには、アダプティブLEDヘッドライトの設定なし
ベースとなるeKクロスにも装備がないため、設定がないものと思われます。(eKクロススペースには設定あり)
ハイビーム・ロービームを自動で切り替えるオートマチックハイビームは装備されているので、日常使いは十分便利に感じられることと思います。

・eKクロスEV Pグレードには、15インチアルミホイールが標準装備
車の見た目に大きく影響するアルミホイールですが、標準で高価な15インチが装備されています。

・eKクロスEVには日常使いに嬉しい装備が標準装備。先進機能は日産サクラが標準で充実。
 常時触れているステアリングに本革が標準装備、寒い冬でも快適な寒冷地装備がeKクロスEVには標準装備されています。助手席のバニティーミラーは家族の送迎に喜ばれる装備かもしれませんね。
eKクロスEVはマイパイロットなどの先進機能はオプション扱いとなっていますが、比較的近距離使いの多いEVの使い勝手を考え、通勤・買い物など近場で運転支援機能が不要と感じられる方にはちょうど良いのかもしれません。

標準グレードで比較(eKクロスEV G と サクラ X)

eKクロスEV
Gグレード
日産 サクラ
Xグレード
アダプティブLEDヘッドライト設定なしメーカーオプション
標準ホイール14インチ
スチール+カバー
14インチ
アルミ
オーディオスピーカー6スピーカー2スピーカー
6スピーカーはオプション
本革ステアリング標準装備メーカーセットオプション
運転席ニーエアバッグ標準装備メーカーセットオプション
リヤシートベルトの
フォースリミッター・プリテンショナー
標準装備メーカーセットオプション

eKクロスEVには、アダプティブLEDヘッドライトの設定なし。サクラXにはオプション設定あり。
ベースとなるeKクロスにも装備がないため、設定がないものと思われます。(eKクロススペースには設定あり)
ハイビーム・ロービームを自動で切り替えるオートマチックハイビームは装備されているので、日常使いは十分便利に感じられることと思います。

eKクロスEV Gグレードの標準ホイールは14インチのスチール+ホイールカバー。
アルミホイールに対して見た目では劣りますが、カバーは安価で交換も容易なため、運転が苦手な方には良いかも知れません。

・eKクロスEVには6スピーカーが標準装備。
後部座席はもちろん、ツイーターも標準装備で、静かなEVでラジオや音楽などが高音質で楽しむことが出来ます。

eKクロスEVは、標準で安全装備が充実。
もしもの時、体を守ってくれる 運転席ニーエアバッグやリヤシートベルトのフォースリミッター・プリテンショナー機能が標準装備です。安全装備は充実していることに越したことはありません。

その他

その他の違いとして、充電カードの違いがあります。

三菱は、対象車を所有している場合に加入できる、専用の充電カード(電動車両サポート)があります。

年会費別で、プレミアム・ベーシックが用意されており、何れも日産のZESP3(電動車の所有にかかわらず加入可能)と比較し、対象の充電器使用時の充電料金は割安に設定されています。

詳しくは、EVsmartさんで詳しく解説されていますので、以下のリンクからご確認ください。

電気自動車 充電認証カードまとめ(2023年保存版)|EVsmart
日本国内で普及している電気自動車用の充電認証カードのまとめページを作りました。所有する車のメーカー問わず加入できるカード、各メーカーのカード一覧、それぞれの種別や費用を一覧表でわかりやすくまとめてあります。

勝手にまとめます

きたさん
きたさん

カタログをよく読まないとわからない違いなどをまとめさせていただきました。

2車種の方向性の違いのようなものが見えているなぁと感じました。

eKクロスEVは、標準で日常の通勤や買い物、家族の移動に便利な機能や装備が充実しているので、日常の足やセカンドカーにピッタリだと思います。
日産サクラは、標準で先進機能が充実しており、外観からも感じられる近未来感のようなものがコンセプトにあると感じます。

どちらの車種も、装備はオプションで充実させることが出来ますので、車の使い方、オプションを含めた価格、デザインなどで選ばれると良いのではないでしょうか!

 

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