2021年12月~2024年10月までに発売されていたのアウトランダーPHEV(GN0W)の純正「スマートフォン連携ナビゲーション」で走行中にテレビを映す方法・ナビ操作をする方法をまとめます。
2024年10月に発売の25年モデルからは、ナビが変更となっており、適合を確認待ちです。
新型アウトランダーの純正ナビも納車状態では ほかの車種と同じく、走行中にテレビを映すこと、ナビ操作をすることが出来なくなっています。メーカー(自工会)としての決まり事のようなので、仕方がありません。どのメーカーの車を買っても同じです。
しかし、同乗者の為に、テレビを見せてあげたい…という方も多いと思いますので、方法をご紹介します。
当たり前ですが・・・運転中のドライバーのテレビ視聴、ナビ操作はもちろん厳禁です!
走行中にテレビを見る方法
従来の三菱車ですと、車種や取り付けてあるナビによって方法は異なりましたが、ナビにつながる車速パルス線を加工したり、市販のテレビキャンセラーの取付で走行中のテレビ視聴やナビ操作が可能になっていました。
新型アウトランダーのスマートフォン連携ナビゲーションにつながる車速信号は、車両の他の情報とともにCANバスライン※ で通信しているようで、簡単な配線の加工などでは対応できないようです。
そのため、アウトランダー専用のテレビキャンセラーで、CANバスラインの信号を変更してあげることで対応します。
3社からCANバスライン対応のテレビキャンセラーが発売されていますのでご紹介します。
一部ディーラーでは取付作業を断られることもあると聞いています。
取り付けは他の車種と比較して、特に難しいことはなさそうですので、カー用品店や、他の整備工場を当たってみると良いかも知れませんね。
紹介の3商品比較
現在発売されている3商品を比較すると、JES(日本電気サービス)MTC-14、データシステムMTV428がマイパイロットやナビ使用に関して優位性があるようです。
何れも後付けのスイッチでテレビキャンセラー機能のON/OFFが可能ですが、機能ONの状態では以下のように差があります。CAN信号の切り取り方による差が出ていると思います。
メーカー | JES(日本電気サービス) | データシステム | フジ電機工業 |
商品型式 | MTC-14 | MTV428 | CTN-502S |
マイパイロット | 使用可 | 使用可 | 使用不可 |
ナビ案内 | 使用可 | 使用可 | 使用不可 |
フロントカメラ スイッチによる確認 | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 |
※表中の使用可の場合でも一部機能の制限などがある可能性があります。
JES(日本電機サービス) テレビコントロール MTC-14
切替スイッチで走行中でも、テレビモードとノーマルモードの切替が可能です。
安心の日本製で、マイパイロットやナビの使用が可能になっています。
データシステム TV-KITⅡ MTV428
定番のデータシステムのテレビキットです。
「走行中TV-KITをオンにしてテレビ映像が映るようにしても、ナビの自車位置に影響を与えないので、映像視聴中でも目的地設定をしてガイドを開始するとルート上の道路状況に合わせた各種運転支援(マイパイロット機能)がそのまま活用できる。」とのことです。
遠出の際には大活躍しそうですね!
フジ電機工業 ブルコン FreeTVing 切替タイプ CTN-502S
CANバスラインに対応した新商品が開発されました。新型アウトランダーにいち早く対応してくれたメーカーです。
テレビを視聴する際に製品付属のスイッチを操作して視聴可/不可を切り替える製品です。エンジン再始動時には元の状態(テレビ視聴不可)に戻り、 スイッチを操作すると再び視聴が可能になります。
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