新型トライトンの納車が進み、社外品などのタイヤ・ホイール適合状況が見えてきました!
本格的な4WD車であるトライトンは、タイヤ・ホイールのを変えることでイメージをガラッと変えることができますね!トライトンに適合するタイヤ・ホイールサイズは豊富にあります!
ここでは、カスタマイズの参考情報となる、ホイールサイズ等の情報をまとめます。
仕様別おすすめタイヤ・ホイールサイズ
トライトンはオーバーフェンダーの仕様により、装着できるオフセットが異なります。
GLS<GSR<オプションのホイールアーチモール装着車
順に右へ行くほど、オーバーフェンダーの幅(車幅)が広くなり、その分タイヤを外に出すことが出来ます。
ここでは、純正と同じタイヤ幅(265mm)を前提に解説するため、265より幅広のタイヤを選択する場合は、その分の考慮が必要です。
GSRにおすすめのホイールサイズ
GSRはオーバーフェンダーがあるため、インセット+10程度までは狙えると思います。
ハイラックスで主流となっているサイズを履けるため、ホイール選択肢が豊富にあります。
インチ | 17インチ以上 |
ホール | 6穴 |
P.C.D | 139.7mm |
ハブインロー径 | 67mm 以上 |
リム幅 | 7.5J~9.0J |
インセット | +46 ~ +10 |
GLSにおすすめのホイールサイズ
GLSは、純正状態でもあまり余裕がありません。
インセットやホイールリム幅で外に出すぎないような注意が必要です。
社外品のホイール購入時には、サイズによく注意しましょう!
インチ | 17インチ以上 |
ホール | 6穴 |
P.C.D | 139.7mm |
ハブインロー径 | 67mm 以上 |
リム幅 | 7.5J~8.0J |
インセット | +46 ~ +30 |
オプションのフェンダーアーチモール装着車におすすめのサイズ
オプションでフェンダーアーチモールを選択した場合、GSRのアーチモールよりも幅が広がり、さらに太いタイヤやインセットの小さいホイールが履けそうです。
その場合、車体各部との干渉に配慮が必要です。
インチ | 17インチ以上 |
ホール | 6穴 |
P.C.D | 139.7mm |
ハブインロー径 | 67mm 以上 |
リム幅 | 7.5J~9.0J |
インセット | +46 ~ ±0 |
少し詳細な情報
社外ホイールの必須条件
社外ホイールを選ぶ際、以下の4項目は必ず守らないと、トライトンに取り付けることが出来ません。
純正は18インチですが、インチダウンの場合でも、ブレーキと干渉しない17インチ以上のホイールを選ぶことは必須です。
16インチでは、ブレーキと干渉するため、装着することが出来ません。
ハブボルトが6本の為、6穴のホイールを選ぶことが必須ですが、市販されている6穴のほとんどのホイールがP.C.D139.7mm、インロー径67mm以上となります。
インチ | 17インチ以上 |
ホール | 6穴 |
P.C.D | 139.7mm |
ハブインロー径 | 67mm 以上 |
社外ホイール 取り付け可能サイズ
トライトンは、グレードやオプションでオーバーフェンダーの有無や種類が異なり、それぞれ全幅が異なります。
純正ホイール・タイヤサイズは全車同一です。
保安基準では、基本的にタイヤがはみ出さないことが求められているため、オーバーフェンダーがある方がよりタイヤを外に出すことが出来ます。
GLS:オーバーフェンダー無し
GSR:オーバーフェンダーあり【片側+32mm】
オプションのホイールアーチモール(MZ577121)装着【片側+40mm】
GSRの車両での計測を行いました。
オーバーフェンダー部と純正タイヤのサイドウォール関係をは、前後共に40mm程度タイヤが内側にあることが分かりました。ここで紹介しているホイールサイズはその計測結果をもとに足し引きして紹介しています。
以上のことから、タイヤ・ホイールがはみ出さないと想定されるサイズは以下の通りです。
リム幅やインセットは、幅方向に関係する数値となります。
実際には、車両の状態やタイヤ・ホイールのデザイン、個体差などの影響を受けるため、実物での確認が必要です。
※タイヤサイズは、純正265/60R18 または 純正同幅の265/65R17を想定
グレード | GSR | GLS | オプション品 取り付け |
オーバー フェンダー の幅 | 片側 +32mm | – | 片側 +40mm |
リム幅 | 7.5J~9.0J | 7.5~8.0J | 7.5~9.0J |
インセット | +46~+10mm | +46~+30mm | +46~0mm |
タイヤサイズ
純正のタイヤサイズは、265/60R18 110Hです。
数字やローマ字の意味は以下の通りです。
265 | タイヤ幅 |
60 | タイヤ扁平率(厚み) |
R | ラジアルタイヤ |
18 | ホイール径(インチ) |
110 | ロードインデックス |
H | 速度記号 |
タイヤ幅、タイヤ扁平率、ホイール径はタイヤの大きさに関する数値です。
ロードインデックスは110以上を選択、速度記号は走行可能な最高速度が表されています(日本の公道を制限速度以内で走る場合はあまり気にする必要はありません)詳細はブリヂストンのページで分かりやすく解説されています。
カスタマイズサイズ
純正サイズ:265/60R18
純正外径カスタマイズサイズ
インチダウン:265/65R17
インチアップ:275/55R19
ワンサイズアップ外径サイズ
外径を大きくすることで、迫力が増します。
スピードメーター誤差に注意が必要ですが、以下のサイズは車検適合範囲内と想定されます。
18インチ:265/65R18
17インチ:265/70R17
知っておきたい保安基準・検査基準
タイヤやホイールを変更する際は、関連する保安基準を知っておくことで、安心して乗ることが出来ます。
保安基準を知らないでタイヤ・ホイールを変更した場合、保安基準不適合となり、取り締まりの対象になったり車検で不適合、ディーラーやショップへの入庫拒否につながってしまいます。
タイヤ・ホイールのボディーからの突出
タイヤやホイールがボディからはみ出していると、保安基準不適合となります。
対象範囲が決められており、各タイヤの中心から、前30°~後ろ50° の範囲となります。
タイヤのみ、10mmまでのはみだしが許容されるようになりましたが、ホイールのスポークやセンターキャップ、ナットなどは絶対にはみ出してはならないので、幅広のタイヤやオフセット変更時には特に注意しましょう。
平らな場所でオモリを付けた糸を垂らすとわかりやすいです。
オフロード系のタイヤの場合、同サイズでもサイドウォールのデザインにより突出度合いが変わってくるため、実際に車に装着した状態での確認をお勧めします。
スピードメーターの誤差
スピードメーターの誤差も保安基準で範囲が決められています。
スピードメーターが40km/hを指しているときに、実際の車の速度が30.9km/h~42.55km/hの範囲内であれば基準に適合します。
純正状態の場合、余裕をもって適合させるために、実際の速度よりも、若干高めにスピードメーターは表示しています。
タイヤの外径を大きくすると、タイヤ1回転あたりに進む距離が多くなり、車の実際の速度は上がります。
そのため、極端に外径を大きくすると保安基準に適合しなくなってしまいますが、ワンサイズアップ程度の変更でしたら、保安基準内に収まります。タイヤ銘柄や空気圧でも若干変動がありますので、外径を上げるときは注意しが必要です。
ロードインデックス
トライトンに限らずですが、タイヤサイズ変更時には、タイヤの負荷能力(強度)を表すロードインデックス数値を同等以上にすることで、安全性が確保できます。
トライトンのタイヤサイズは、265/60R18 110H です。
サイズの後の「110」がロードインデックスです。
LTタイヤを履く場合、サイズを変える場合でも、この110以上のタイヤにすることで、保安基準に適合と判断できます。
ホイール刻印
トライトンは車両総重量3,500kg以下であり、かつ最大積載量が500kg以下の1ナンバー貨物車であるため、乗用車と同じJWLの刻印でも車検適合します。(トラック規格のJWL-Tは無くても適合)
社外ホイールを選ぶ際は、、JWL または JWL-T の刻印のあるホイールを選択しましょう。
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